Linuxコマンド まとめ

前置き

Linuxのコマンドについて学習したのでまとめていきます!
今回使用しているOSはWindowsです。
コマンドプロンプトPowerShellの環境がありますがLinuxコマンドの全ては使えません。
そこで今回は実行ファイルのみをダウンロードしてコマンドの動作環境を構築し学習しました。 (環境構築した方法は後述します。)

Linuxコマンドまとめ

次の18個をまとめていきます。

  • cd
  • pwd
  • ls
  • mkdir
  • rmdir
  • cat
  • less
  • tail
  • touch
  • rm
  • mv
  • cp
  • ln
  • find
  • chmod
  • chown
  • ps
  • kill

cd

「Change Directory」の略。
ディレクトリを移動します。

$ cd ディレクトリ名

pwd

「Print Working Directory」または「Print name of Working Directory」の略。
現在のディレクトリを表示します。

$ pwd

ls

「List」の略。
ファイルやディレクトリの情報を取得できます。
ファイルやディレクトリを指定しない場合($ ls)、現在のディレクトリ一覧が表示されます。

$ ls ディレクトリ名

mkdir

「Make Directory」の略。
ディレクトリを作成します。

$ mkdir ディレクトリ名

rmdir

「Remove Directory」の略。
空のディレクトリを削除します。
※中にファイルなどが存在すると実行されないため要注意!

$ rmdir ディレクトリ名

cat

「Concatenate」の略で、連結するという意味です。
ファイルの中身を表示します。
※複数ファイルを指定すると空白行を持たずに意味通り連結されて表示されます!

$ cat ファイル名

less

moreコマンドなどと総称してページャと言われます。
行数が多いファイルを見るときに使用され、コマンドラインとは別でスクロール表示されます。
catコマンドでは見にくくなるときに使うのが便利です。

less ファイル名

tail

「しっぽ」という意味の単語です。
意味通りファイルの末尾から10行(指定可能)を表示します。
ログファイルなどの変更を見るために使われるようです。

$ tail ファイル名

touch

タイムスタンプ(最終更新日時)を現在に更新します。
唯一コマンドの意味との関連付けが分からなかったのですが、タイムスタンプをtouch(押す)して更新するということだと勝手に解釈しています。

$ touch ファイル名

※ファイル名が存在しない場合新規作成されます。こちらの方が使われているようです。

rm

「Remove」の略。
ファイルを削除する際に使用されます。
オプションを指定することでディレクトリも削除できます。

$ rm ファイル名

mv

「Move」の略。
ファイルやディレクトリを移動します。
またファイル名を変更するときにも使用されます。

$ mv 移動元 移動先

cp

「Copy」の略。
ファイルやディレクトリをコピーします。

$ cp コピー元 コピー先

ln

「link」の略。
ファイルに別の名前を付ける際に使用します。
Windowsショートカットのようなものだそうです。

$ ln 元ファイル名 任意のファイル名

find

ファイルを検索するコマンドです。
以下によく使われるオプションと合わせて表記します。

$ find . -name ファイル名 -print

chmod

「Change Mode」の略。
ファイルやディレクトリのアクセス権を設定、変更する際に使用します。

$ chmod モード ファイル名

chown

「Change owner」の略。
ファイルやディレクトリの所有者を変更します。

$ chown ファイル名

ps

「Process Status」の略。
実行中のプロセスを表示します。

$ ps

kill

「Kill Process」の略。
バックグラウンドのジョブやプロセスを終了します。

$ kill プロセスID

※フォアグラウンドのジョブは「Ctrl + c」で終了します。

Linuxコマンドが動作する環境構築方法

以下のように構築しました!

  1. busybox.exeをダウンロード
  2. コマンドプロンプトを起動
    「winキー+r」 を押して「cmd」を入力
  3. 起動したウインドウよりダウンロードしたファイルの格納場所を確認
    ex.C:\Users\name>を確認してnameディレクトリに①のファイルを保存
  4. 起動したコマンドプロンプトbusybox sh -lと入力
  5. ~ $が表示されれば完了

まとめ

Linuxコマンドをまとめてみました。
コマンドの多くが略語だったので理解しやすかったです。
またvimの操作と同様にキーボードだけで様々な動作を行えて楽しかったです。

参考URL

https://qiita.com/tetsuy/items/22cba0bc2048967b270a

qiita.com